文字を覚えたり、算数の図形の問題を解いたりするためには、「よく似た形の区別ができる」「形の全体や細部を正確に把握することができる」「空間的な把握を正確に行なうことができる」など、さまざまな基礎能力が必要です。「点つなぎ2」は、これらの形と空間を捉えるチカラを鍛えるトレーニングを行うことができます。「点つなぎ1」よりも、見本のガイドとなる点の数が減っていくため、より難易度が増しています。

左側の見本と同じ図形を右側の記入欄に書き写します。記入欄には、あらかじめガイドとなるいくつかの点が表示されていますので、見本の図形と同じ位置の点と点を線でつなぎながら、課題に取り組んでいきます。レベルが上がるごとに見本の図形の形態が複雑になり、さらに「点つなぎ2」では、見本の中のガイドとなる点の数が減っていくため、より高度な能力が求められるようになります。

作業がしにくい、ファイル等に綴じておきたい場合は台紙から切り離してご利用ください。左側に綴じ穴が開いているので、ファイリングしていただくこともできます。

1冊あたり20ステップの無理のないレベル設計。付録の「できたねシール&シート」を活用しながら、お子様の状態に合わせて継続的なトレーニングに取り組んでください。

大阪医科薬科大学LDセンターと株式会社アットスクールが中心となり、特別支援教育研究の過程の中で生まれた教材を元に、様々な機関と連携しながら「誰でも楽しく取り組める」「学習に必要なチカラを鍛える」教材開発に取り組んでいます。教材は授産施設等、福祉施設の協力を得て製作しています。